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技術話に惑わされない
本当のセキュリティ対策とは
─ もうサイバー攻撃は起きているかもしれないという意識へ ─
“組織の情報を狙う、すご腕の悪いハッカーたち”というシナリオは、映画で見るだけなら面白いのかもしれません。しかし、それを現実の世界の話にしてはなりません。となるとわれわれは何を考えるべきでしょうか。残念ながら、昨今のランサム事案を見ればそれほど被害が減っていないことにお気づきかと思います。本講演では、セキュリティを技術話にせずに組織として何をしておけばよいのか、という点でいくつかの事例を取り上げてお話しいたします。
大阪大学 教授、CISO
D3センター 情報セキュリティ対策室室長
福岡 / 仙台
サイバー攻撃の被害企業から学ぶ
実践的なインシデント対応プロセス
企業で多発するサイバー攻撃被害。ランサムウェアなどの被害に遭った際、企業内でどのような事態が発生し、どう対応が進められているかはあまり知られていません。実際にサイバー攻撃の被害に遭った企業の事例を通じて、インシデント発生時におけるフォレンジック調査の役割やインシデント対応の実際のプロセスを解説します。